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オランダ語公式検定試験(CNaVT)を受けてきました

 

先週末、ベルギー大使館にてオランダ語公式検定試験(以下CNaVT)を受けてきました。

来年もまた受けるかもしれないので、備忘録もかねてここに記しておきます。

 

CNaVTとは

オランダ語公式検定試験(CNaVT)とは、世界各地のオランダ語教育関連機関で毎年1回行われる世界共通のオランダ語能力試験です。試験は「聞き取り」「読解と作文」そして「口述試験」の3つを総合的に判断して合否が決定されます。試験レベルは旅行に必要な会話能力レベルから、「外国語としてのオランダ語」の教育者を目指す方向けのレベルまで数段階に分かれています。

Arts Flanders Japan: オランダ語

 

公益財団法人アーツフランダース・ジャパン(旧フランダースセンター)は日本でCNaVTを主催する唯一の団体ですから、今回の試験も日本全国から受験者が集まったそうです。

来年度の試験の申込みに関しては2017年年末から2018年初旬にかけてアナウンスされるそうなので、ご興味のあるかたは以下のリンクをチェックしてみてくださいね。

 

試験の内容

上の引用にもあるとおり、試験は「読解・筆記」、「リスニング」、「口述(面接)」の3つのパートからなります。

中でも読解・筆記試験は試験時間が65分(うろ覚えですが)に設定されているため、辞書を確認しながら一語一語しっかりと熟読していると時間が足りなくなってしまうので注意してください。内容は図書館のチラシを読み解くものと、スポーツセンターにキャンペーンに参加するメールを書くものの2部構成でした。

リスニングはCDプレイヤーで流してました。2回音声が流れたあとに解答する時間が設けられるタイプの試験です。音声の前に問題文に目を通す時間をくれるのでその間にしっかりと聞き取るべきポイントを押さえるといいと思います。

口述試験オランダ語話者(多分ベルギーのかただと思います)の面接官と一対一で行ないました。5つくらい絵が描かれた紙を渡され、「何をしているか」や「何が起きたか」など状況を説明したりロールプレイングを行なったりします。ここでも渡された紙に目を通しメモを取る時間をもらえますから、分かる範囲でキーワードをメモしておくと良いでしょう。

付け加えて、口述試験以外の試験には辞書(紙のものに限る)が持ち込めますから、持っていくのがいいと思います。

講談社オランダ語辞典 (KS専門書)

講談社オランダ語辞典 (KS専門書)

 

 

備考

試験結果は2ヶ月後を目安に本国から直接送られてくるそうです。問い合わせ先がルーヴェン・カトリック大学になっているので多分ベルギーから来るのかな? 結果が楽しみです。

ではまた。

 

P.S.

今週末はベルギービールウィークエンドに行ってきます。